糖鎖とは
自己(自分の体である60兆個の細胞と体内製造タンパク質など)と非自己(細菌やウイルスなどを含む、飲食物・吸い込む空気または、それらに含まれる膨大な数の化学物質等々、自分の体に触れる全ての物質)の識別・選別を通じ、免疫細胞群のコントロールなど細胞間コミュニケーション(細胞間会話)を正常に司るアンテナなのです。(糖鎖は受容体やレセプターとも呼ばれています)
また、重要な役割を持つタンパク質表面の糖鎖は、身分証明書や荷札の役割も持ち、必要に応じ適材適所に正確に配分し、正常なホルモンバランスの調整に必要不可欠な役割を果たしているのです。
誰にでも備わっている能力であり、どのような病も根本治癒出来る「正常な自己治癒力」も正常な糖鎖の存在が、最低限必要不可欠な条件なのです。 |